究極の60年代~70年代映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』米今月公開♪ブラッド・ピット&ディカプリオ

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日常があれこれ忙しく、なかなかブログが更新できず歯痒い日々。

そんな中で、大リーグ大谷くんの調子がグングン尻上がりの上昇中!百恵ちゃんが約40年ぶりに本を出版するなど、個人的に「ウホッ」となるニュースが飛びこんでくると、とたんに心がハッピーモードになる。


人間、無心になれるスキなもの、自分にとって興味あることを持つということはそうとう大事なものだなと思う。それについて考えるとき、自分を「無」゛ム゛にさせてくれる楽しさがそこにある。 隙間のない瞬間を与えてくれるから。


今月米公開予定の、この作品。 そういう点で、まさしく知りうる現時点の情報だけでも、すでにド・ツボにハマりそう。 


だから、この映画について書きたくて、、ずっとずっとたまらなかった。


この高揚感は、もちろんわたしだけではないようだ。


監督のタランティーノ自身が幼年期に憧れた「ハリウッドへのラブレター」でもあるともいわれ今月米国、英国公開。ここ日本でも8月に公開を控え、すでに先にカンヌ映画祭で公開され、絶賛を浴びた作品。

二大スターが夢の共演というのもさることながら、なんと設定が『69年~70年代ハリウッド黄金期』というのだから、たまらない。世界中が、その「ツボ」にハマりたくて、ウズウズ待ち焦がれてるという作品のひとつ。


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それがこの映画↑  『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

監督クエンティン・タランティーノ 主演 レオナルド・ディカプリオ ブラット・ピット アル・パチーノ ダコタ・ファニング マーゴット・ロビー マイク・モー


このツーショット写真が初お目見えした時、マスメディアだけではなく、なにより世界の映画ファンが騒然となった。


当代きってのビッグ・ネーム。 ディカプリオとブラット・ピットが初共演というのもそうだけれど・・。

なにしろ、この2人の着こなす、イナセな70年代ファッション!(正確に、映画設定は69年) そのキメ方が、あまりにカッチョ(←カッコ笑)ヨカッタからだ。 どことなく、だらしなく、やるせない。


それでいて決してダサくない絶妙な発色。 いまの人が見ても難なく取り込めるエッセンスの宝庫がこの、Old Daysファッションなのだ。


そして、、内容の方はというと、、、これがファッション以上に興味深い。


映画の舞台は69年のハリウッド。 ドラマや映画の媒体が変化しつつあった、まさにその過渡期。


そこで繰り広げられる、内幕的スターたちの新旧スターの苦悩。


しかも、それだけではなく、カルト教団の教祖として当時の世間を震撼させる殺人事件を引き起こした、チャールズ・マンソンも絡んでくるというのだから一筋縄ではいかなさそうなのだ。


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ディカプリオの演じるはリックは、1958年から1963年あたりのハリウッドのテレビ・スターだったという設定。こういう「いかにもアクション決めポーズ」が売りだったのが、この時代。看板スターがいたからこそ成立したポスターデザイン。懐かしいぃ~~。


・・しかし、時代はそう甘くない。60年代後半となるとすっかり落ちぶれ、懐かしスターとなったリック。今は多量生産されているカウボーイ映画に出ては、なんとか再びの復活を狙っているのだが、簡単には上手くいかない。


そこで、レオの代役の専属スタントマン!でもあるブラット・ピット演じるクリフに託し、あの手この手で殻を打ち破ろうとするのだか、どうもそこでもひと波乱、ふた波乱あるらしい。


また、2人にからむ男が、殺人者チャールズ・マンソン。この名前は、我々、ビートルズファンの中ではどうしても「へルター・スケルター」におけるエピソードが強烈で、どうしたって脳裏に霞む。


マンソンがのちに、この残忍な事件を起こしたきっかけが「この曲」による隠されたメッセージを実行したからなどという虚実か真実か分からないが・・・語ったというのを知った時、ビートルズ・リアル世代でないわたしにとっても、その経緯は、あまりにもおぞましすぎた。

ビートルズファンになって間もない頃だったので、わたしはライナーノーツで、それを読んだ時にも、すぐ、その概念を頭から消し去りたい思いだった。


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女優のシャロン・テイト(シネ・アルバムより)  ロマン・ポランスキー監督と結婚したばかりで、幸せの中にあった彼女。他の犠牲者と共に事件の被害にあった。じつは、マンソンたちが本当に狙ったのは他の人物だったとも言われていて、どちらにしても、不条理でやりきれない。


ただー少し安心したのは、すでに作品を観た米評論家たちの感想を読むと、この殺人事件はどうも物語の一部にすぎないらしい。


むしろロマン・ポランスキー監督と妻シャロン・テイトと交流のあったスターたちとして、ブルース・リーやマックイーンも登場して内幕ストーリーに絡むという辺りのほうが興味深くなりそうだ。

それは、当時ブルース・リーが、テイトを殺害するという、ある「あやまって」信じていた方法に焦点をあてているというのもそのひとつだという。


わたしはブルース・リーとマックイーンが師弟関係のような形で武道に精通していたというのは、あの時代からの一映画ファンとして、一定のあやふやな知識はあったつもりだったけれど、ふたりがポランスキーやマンソンと関わりがあったというのは改めて知った次第。  

フィクションとノンフィクションを巧みに混同させていくというのも、タランティーノ監督ならではの視点になりそうで興味深い。

また、なんといっても、今までの彼の作品「キル・ビル」「ジャンゴ」などと一緒で、彼が愛すべき時代のハリウッドへのオマージュに溢れているのが、なにしろ我々世代にはたまらない。それらは全編において、去りゆく時代へのカルチャーにおけるリスペクトだ。


それは映画中のファッションや小道具にも表れている。発見してみると面白い。


まずは映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』劇中のブラット・ピットの写真をご覧あれ↓

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プラピ演じるスタントマンのクリフのファッション。粋な立ち姿。サングラスに金髪ヘアときちゃあ・・!!思い出さずにはいられない人がいる。  そう~見つけてしまいましたよ(*´ω`)


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↑こちらが70年代のロバート・レッドフォード(所有雑誌より)~~まさにソックリ~~!製作者たちがあの時代にオマージュしながら決定的に楽しんでますねコレ♪


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プラピもディカプリオもすっかり70年代色に染まっていて歓喜♪ボサッした長髪に、退廃的なヨレ感が・・たまらん(笑)特にディカプリオ。いい役者になりましたよ~。やっとデニーロ並みの貫禄がついてきた。役によって変形自在になってきており、彼、いま一番油がノッテるんじゃないかなあ。本来、天才的な演技派の子役でしたからね。スター街道巡り巡って、元に辿りついた領域。


そして、そして、60年代後半から70年代。ずっと映画ファンだった人なら、なんか気づきませんか?

~大スターで、娯楽アクションの要。70年代ファッション。そして『スタントマン』といえば・・・ある「人」を・・俳優をー


70年代アメリカの象徴 あのマネーメイキングスターを!


そう~バート・レイノルズです!

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「グレート・スタントマン」 1978年日本公開  少々中年にさしかかったスタントマンのフーバーが、それでも身体を張って面目躍如。まさに当時の バート・レイノルズの人気絶頂期の娯楽大ヒット作。 


わたしは、タランティーノの今回の作品の内容を把握していくうち、「これってなんとなくバート・レイノルズを彷彿させやしないか?」とピンときた。 スチール写真も、内容も、俳優たちのファッションも、レイノルズをどこかに連想させてしまう。

そうしたら、やはりというべき、この作品に最初はバート・レイノルズ自身も出演予定だったとのこと。それが彼が逝去されたため、実現が不可能になったとのことだった。

そのため、本来、レイノルズが出演予定のジョージ・スパン役は彼の長年の友人でもあったブルース・ダーンが演じ、また当時の大物エージェントである、マーヴィン・シュワルツはアル・パチーノが演じることになったそうだ。


パチーノにとっても、役者として目が出る出ないかのバランスの頃で、彼にとっても1969年頃は忘れられない時代のはず。


そう考えると「ああ、やはり、この映画は60年代~70年代活躍した亡き人への哀悼、タランティーノが愛した映画へのリスペクトが要所につまっているのだ」と想像がつく。


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「グレート・スタントマン」 バート・レイノルズと、(右)は我らが愛するスター! ジャン=マイケル・ヴィンセント

そう~この映画にはジャンも出ているんです。中年のレイノルズをおびやかす美貌の若手スタントマン役。ライバルでありながら最後には友情が芽生える。 大人の為のワイルドな男性美と若者代表のセクシー・スター二人を共演させたってワケです。

ただ、ただ観客が徹して楽しめる。 これこそ70年代のきらびやかとチープさの同居。


↑そして上のジャンの着ているチャコールの革ジャンにも注目! まさに今回、ディカプリオ演じる主人公ファッションそのものではありませんかー こんな風に懐かしいテイストが映画の中で目白押しになりそうで映画から目が離せなくなりそう。


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バート・レイノルズ( 所有雑誌より) 70年代最大のマネー・メイキング・スターで究極のセックス・シンボルでしたよね。


改めてこうして彼をみると、なかなか愛らししい顔をしていて、どことなく現在のディカプリオにも面影が精通していないだろうか。 もちろんレイノルズは、チェロキー・インディアンの血をひく猛烈な男性タイプで、血筋からいってもレオとはまったく異なるのだけれど、四角い顔立ちやニヒルなスマイル。俳優として、どんな役もこなす成熟した男になったディカプリオがルーツさえ超えてしまったともいえる。


ところで、バート・レイノルズといえば、、わたしには忘れられないエピソードがある。

映画にハマりだした学生のころのこと。

ある日、親しい洋画ファンの一人の女の子が、いつものごとく廊下で会うと、歓び溢れた顔でに嬉しそうに走ってきて言った。

「あのねー! バート・レイノルズからファンレターの返事が来たよ!!」

当時は、映画雑誌に海外スターのファンレターの宛先なとが掲載されていて、みんなつたない英語で必死に書き送った。たとえ、その返事が本人でなくスタッフが書いたものだとしても、サイン付きで返事がくるというのは稀で倍率はほとんどなかったので、奇跡に近い。

しかも当時の全米でのレイノルズの人が凄まじいというのも知っていたから、自慢していいくらい大したこと。

彼女はいろいろなスターに出していたらしいのだが、返事が来たのはそれが初めてだったらしい。

「ひぇ~スゴイね!あのバート・レイノルズから返事なんて、そりゃあお宝だよ。スゴイ、スゴイ!」とわたしも一緒に騒いだ。

しかし盛り上がったのも、つかの間・・。 

彼女が急にガッカリとした少々冷めた口調で、

「でもねえ・・バート・レイノルズから返事がきたって、日本じゃ、ほとんど誰も知らないしねぇ・・シュン(っω・`。)」

と、言いつつ、トボトボ歩いていってしまった哀愁の背中を見送ったのはわたしです・・(泣笑)



そんな訳で、以前にこのブログで取り上げた、ドリス・デイ同様、日本とアメリカでは大きくその人気度に差があったバート・レイノルズ。

そのあと、アメリカでも定番となっていたイメージをクツ返すのに苦難の時期もあった。晩年は風貌もガラッと変えてアカデミー助演男優賞にノミネートされてその復活に喝采をあびたこともありましたね。

しかし、こうして今、レイノルズやジャン。またB級マカロニ・ウェスタンなどに出て人気を博した俳優やスターたち。その功績や輝きにスポットがもう一度当たるのは嬉しいこと。 天国にいる彼らも俳優たちスタッフ、みんな喜んでいるはず。


いよいよ全米公開も近づいた。

プレビューを観た全米での評論家などは、この作品は「60年代後半から70年代におけるカルチャー・ブームをけん引するには十分に魅力的な映画」と絶賛している。



ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD - Official Trailer (HD) 予告編

公開前だというのに、すでに24万件イイね1500件以上のコメント。ファンの熱狂ぶりが伝わります。たしかに、この予告篇を観て、そそられない映画好きはいないのではないか。そう言い切りたくなってしまうほど魅力満載だー。

それにしても、ブラット・ピット~あなたはズルい~ 「55歳でそのルックス&ボディーはありえないぞ。チキショー」とアメリカの男性ファンが嘆いていたコメントが見かけましたが、いや、ほんとうにそう思います。 いつまでもカッコよく美しくあっていただきたい。俳優業引退などしないで、スターとして永遠に輝いていてほしい。

わたしも、ワクワクしながらひたすら日本公開を楽しみに待ちたいと思います♪







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Comments 2

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ギターマジシャン  
ワンス・アポン・ア・タイム~

少し前、タランティーノがハリウッドを舞台に映画を作ったところ、ハリウッドの重鎮だか、名監督・名優のご夫人だかが、かなりお怒りだという話を聞き、そんな映画を作ったのかと思いましたが、まさか、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが共演していたとは、本当びっくりです。

別に共演NGでも、仲が悪かったわけでもないでしょうが、出演料がすごいことになるので、ありそうでなかったのか、例えて言えば、木村拓哉と織田裕二みたいなものでしょうか?
(もちろん、洋画スターと邦画スターでは桁違いでしょうが)

ちなみに、ブラッド・ピットは、昔から絵にかいたようなイケメンだと思うのですが、ディカプリオは詩人ランボー役では、まあ美少年っぽさはあったものの、タイタニックは、その役柄・雰囲気が良かったのであり、ちょっと丸顔だなあという印象でした。
(もちろん、演技はピカ一で、シャッターアイランドなんかは、何回見てもぞくぞくします)

そんなわけで、「華麗なるギャツビー」は、なんでブラピにさせなかったのかと思いますが、あまりにレッドフォードに似すぎて、単なる焼き直しかパロディ映画に思われてしまうから、あえて避けたのでしょうかね。
(ディカプリオもよく、この役を受けたと思いましたし)

「ワンスアポン~」では、シャロン・テートとマンソンの事件も描かれるそうですが、この事件はビートルズファンにとっては、巻き込み事故のような嫌な記憶で、ジョンが「馬鹿げている、ヘルター・スケルターと人を刺すことに、何の関係があるんだ。」と語ったのが全てだと思っています。

2019/07/05 (Fri) 20:14 | EDIT | REPLY |   
mimi-pon5
mimi-pon5  
Re: ワンス・アポン・ア・タイム~


ギターマジシャンさま

いつも感激のコメントありがとうございます(^-^*)


ほんとうですね♪♪プラピとディカプリオが共演するなんて夢みたいなことですよね。まだプラット・ピットがこんなに大物ではなかったころ「インタビュー・ウィズ・バンパイア」でトム・クルーズとは共演してましたけれど、まだ初々しさが残る頃で。


過去にマックイーンとニューマンが、「ヒート」でアル・パチーノとデニーロが共演した時などは、やっぱりそれだけで「オオ~!!」となりましたものねv-353


しかも今回はタランティーノ作品てのが…またソソられます。あの頃のハリウッドの内側を、どのように描いてるのか。最近の映画はCGやリメイク作ばかりで大手会社のヒット狙いが多く、個人的にはあまり食指がうごかないものが多いのですが、久しぶりに個人的に「キタぞー」っていう内幕人間ドラマになりそうで、必ずや観たいと思っています。


あ~そしてやっぱりギター・マジシャンさま! ディカプリオの「シャッター・アイランド」ご覧になられてたんですね♪
わたしはこの原作のアメリカ人作家デニス・ルヘインが大好きなので、映画化される時はとても嬉しかったです。


ディカプリオは「タイタニック」前後の美少年時代を払拭するかのごとく、スコセッシと幾つか組んだり、大方は良いものもいっぱいありましたが、中にはいまひとつのものも正直ありましたね(^^ゞ 

厳選された作品中、本人はいつもマジメに演技に取り組んできて、要約このところ年齢とやりたい役柄がマッチしてきて絶好調になったという感じかな。念願のアカデミー賞も獲得したし、本人もいま演じてて楽しくてたまらないでしょうね。


そして、ああ~そういえば、そうですね! ディカプリオが主演した、リメイク版「華麗なるギャッピー」
・・あれはちょっと評価も芳しくなく、、結果は失敗作となってしまったような。。

ギター・マジシャンさまのコメントでハタッと気付かされました。なんでその時は気づかなかったんだろう~。
プラピならピッタリだったはず。


でもきっと仰る通り、ブラット・ピットがギャッピーとして登場したら、レッドフォード版そのまんますぎて、わたしの頭の中のキャスト枠からも無意識に横に置いちゃっていたのかな^^


それにしても同性のギターマジシャンさまからも「イケメン」と認定されるブラッド・ピットのアメリカンな魅力。顔だけにとどまらずここまでスターになったのは、やはり本人の努力。天性の人を惹きつける瑞々しさがあったからなのかな。トムもディカプリオもいつまでも同じく洋々としたオーラが溢れてますよね。


「へルター・スケルター」について。 ジョンはそう言ってたんですね。さすがジョンですーその通り。

曲を書いたポールも「たんに狂った曲を書いただけで、あんなことに発展するなんてまいったよ」みたいなことのちに語ってましたけれど、ほんと理解不可能。なんでも自分の思考に都合のいいように、ものごと結びつけ、あのような事件まで起こすなんて。また同時に考えるのは、あの頃のビートルズが音楽以外、社会や文化に与えた影響も計り知れないものがあったのだということ。想像にあまりありますね。


激動の時代1969年「ワンス・アポンー」
スクリーンでは、はたしてあの時代がどのように描き出されるのか待ちたいと思います(^-^)

ギター・マジシャンさまのブログにもお邪魔させていただいております♪カッコよく素敵な音色にいつも癒されています。

2019/07/09 (Tue) 00:58 | EDIT | REPLY |   

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