奇跡のコラボ実現!「時代遅れのRock’n’Roll Band」桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

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「時代遅れのRock’n’Roll Band」桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 ーが現在、大きな話題だ。


わたしはチャリティー・コラボと聞いたとき、最初から期待していたワケじゃなかった。多忙なメンバーたち。最近の60年代POPSの焼きまわしみたいな感じ? 桑田佳祐(以下、敬略)の呼びかけに、メンバーたちがひょいと参加したくらいだろうと。だから、軽い気持ちで聴いてみた。


ところがー出だしのイントロから、すでに掴まれた。


リズムと直球の歌詞にこころ躍らされる。子供~青春時代、デッキの前で膝小僧抱えながら聴いてた。机の上のラジカセに耳を凝らした。彼らの曲を夢中で聴いていた、あの頃の自分がセピア色に浮かんだ。どう説明したら良いのでしょう、、涙で目頭が霞んでしまう。


♪One day someday いつの間にかドラマみたいに時代は変わったよ
目の前の出来事を共に受け止めて歌え ロックンロールバンド

力の弱い者が夢見ることさえ拒むというのか 明日に向かって Twist&Shout Come on♪



70年代のサザンサウンドにー元春、Char、世良、五郎が一緒に加わりロックン・ロール。どこか懐かしいメロディーと凛とした歌詞。この豪華メンツが揃うなんて、あのころにとってのわたしには奇跡!


きっと多くの人たちがいま、感じているのとおなじように。大切なひとりひとりがいて、闇を照らせ。歌えロックン・ロール・バンド~の歌詞のまま。音楽の力ってスゴイ。サイコーにカッコイイあなたたちに、ありがとう!




桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 - 「時代遅れのRock’n’Roll Band」 (Official Audio)


公開からわすが8日で95万回再生という異例の数字に。こういったプロジェクトの場合、誰がどのパートを歌っているのか、どこを弾いているのか聞き凝らすのも楽しみなんですよね~。なにより、いいなぁって思うのが、個々のファンがそれぞれをリスペクト、純粋にみんなが歓喜していること。曲の良さも相まって素直に感動してるコメントがまた泣かせる~。ほんと夢みたいなこと。


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全員同年齢66歳!プロジェクトとのはじまりー仲良しでメル友だったに関わらず多忙なため中々会えなかった桑田さんと世良さん。昨今の世知辛い世の中ーなにか出来ないだろうかと考えたのがきっかけだそう。五郎さんの元には「是非、一緒に」と桑田さんからの誠意のこもった長文の手紙が届けられたことが参加の決め手になったと自身のブログで書いている。5人が結集したまさに奇跡。(photo 日刊sports)



こちらがそのあと公式に発表されたPV映像~涙モノ。すでに3日で150万回の再生回数に!桑田さんと世良さんがひとつのマイクで!Charと五郎がさんが一緒にギターを! 佐野さんの歌に桑田さんがコーラス~どのコマひとつとっても信じられないウレシサ。同級生たちが夏休みの学校に集まって。みんな小学生のころから教室でホウキ片手にロックしてたんでしょうね!途中に映し出される5人の歴史にもウルウルと。


豪華コラボ。洋楽ファンがふっと思い出すのが、80年代後半に結成された、トラヴェリング・ウィルベリーズ。


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ジョージ・ハリスン、ボヴ・ディラン、トム・ぺティ、ロイ・オービソン、ジェフ・リンが揃った覆面バンドだった。桑田さんは大いに意識していそう。こういった魅力的な個性派集団コラボ、いつでも音楽ファンは大歓迎!


考えてみればー若い方たちにはいま一つピンとこないかも知れませんがー桑田さんを筆頭に、このメンツが一斉にそろい踏みしたということ。それはー世代がドンピシャになればなるほど、物心ついたとき、昭和という時間が少しでも掠ってる人には、ちょっと感激したという枠をも超えて、生きてて良かったあというくらい感極まるもの。


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70年代~後半。ニューミュージック系で爆発的人気の世良、Char。若干遅れてデビューし旋風を巻き起こしたサザン。アイドルでありながら生粋のギター青年であった五郎。雑誌、チャートまで~一人一人別個性であり、ファン層も多様でしたが、まさしく音楽界を賑わせた新しい風。


そのメンバーにー+プラスされたのが、、


80年3月、「アンジェリーナ」で颯爽と彗星の如く日本の音楽界にデビューした佐野元春。彼の登場やニューウエーブ系たちが、それまでの邦楽ポップス、ロックの流れをガラリと変えてしまったといっても過言ではないはず。とにかく同業者がまず絶賛していた。耳から耳へその評判はラジオから雑誌から瞬く間にリスナーへと広がっていった。


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今回の「時代遅れのRock’n’Roll Band」でも佐野元春が歌うパートは一聴で分かってしまう。ハッキリいってイカシテル!


世良さんに関してはー言わずもがな。わたしがデビュー時、世良公則&Twistのファンだったことはブログ当初にも綴ったけれど、じつは2年ほど前から熱が復活。当時、デビューアルバムしか購入できていなかった為、後のTwistのアルバム、世良さんのソロアルバムなども買い揃え、見事なロックぶりに驚愕。BON・JOVIがデビューする以前にこんな洋楽テイストなことやっていたのかと驚いた。


そんなーある日。夏の暑さ対策のため、窓ガラスのコーティングをしに我が自宅に訪れた近所のリフォーム屋さん。部屋に飾ってあったTwistのアルバムを目にした瞬間! リフォーム屋さんが大興奮!!(ーわたしよりすこし年齢は下)


「わー!!世良さんじゃないですか!?カッコイイですよねー。わっ、ちょっといいっすか?」とレコードに駆け寄るリフォーム屋さん!


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70年代後半~AORからロックンロールまで感じさせるセカンドとサード。当時は世良さんの女性人気が高すぎたため、バンドとして過小評価されていたと思わずにいられない。


なんでも、その方。元々ー高校時代にベースをやっていたとのこと。社会人になってからも、名古屋では、たぶん知らない人はいないと思われるお馴染みの、かのライブハウスにもアマチュア時代にはバンドで立っていた経験もあるという。洋楽で言えばレインボー辺りが大好きだそう。奥さまもロックファンらしく、リフォームのお話の隙間に音楽の花が咲いてしまったのでした。


そのときだー世良さんは、とっくに、女性ファンより男性ファンの数の方が上回っていたことに、わたしは大いに気付かされた。



世良 公則 (TWIST INTERNATIONAL)  「 銃爪 」 


バックにDOUG ALDRICH(ダグ・アルドリッチ) /whitesnake(ホワイトスネイク)、MARTY FRIEDMAN(マーティー・フリードマン) /ex. MEGADETH(メガデス)を従えて、司会の吉田拓郎があまりの迫力にお口ポカーン(笑)コメントも男性ファンの熱狂で埋め尽くされております。もはや性別関係なくシビレてしまう。



whitesnake(ホワイトスネイク)のダグ・アルドリッチ) とはアコギでも共演!レコーディング仲間だそう。こちらも必聴。


野口五郎に関しても近年、どんどん評価が上がっている。


というより、、こちらもアイドルと括られたばかりに、音楽的ギターセンスが見落とされがちになっていた。桑田さんの話によると、コラボ中、ギターについて一番アツい想いを持っていたのはじつは五郎さんだったとのこと。知識の豊富さとテクニックには脱帽したというから、こちらも音楽にかけての情熱は凄まじい。


元々、インストゥルメンタルのアルバムを何枚かリリースしたり、ラリー・カールトンなどと共演したり、近年の再評価が遅しと思えるほど。現在、続々当時のアルバムや音源が見直されている。



GORO IN NEWYORK / 異邦人 (1977年9月10日) これが77年に発売されていたということに信じられない想い。一度聴き、これがアイドルのアルバムとは誰が思うでしょうか?


野口五郎は74年からロンドン、ロサンゼルス~海外録音を実行。歌は勿論のことギターもアルバムで披露。これらを聴いていた山口百恵が感銘を受け感動し、「自分もアルバム・アーティストになりたい」と宣言。アルバムからシングルを削除したり、その後のコンセプト・アルバムの流れを作り出したことは有名。西城秀樹とともに、野口五郎もずっと洋楽センスが常にあった人アーティストだった。


そんな~驚きべき才能陣が集まった、「時代遅れのRock’n’Roll Band」歌詞にある通りーこの頃、「平和」という文字がおぼろげに霞んで見える世の中だけど、曲を聴いている不思議となんだか元気が湧いてくる。


ステキな先輩たちが前にいてくれる。チャリティーのために集い、みんなへ明日を歌ってくれる。全然、その姿はダサくなんかない。超絶、カッコイイー。


シン・ウルトラマンが大ヒットし世代を超えみんなが感激したり、「トップガン・マーヴェリック」に当時の思いを蘇らせ、胸熱くしたり(わたしも観に行く予定です)、ー大人世代もまだまだ捨てたものじゃない。日々の暮らしは、落ち込むことや、ホロリと泣きたいときもあるけれど、世代の垣根を越え、いまこんな時代だからこそ一瞬、一瞬、喜び見つけていまこそロックン・ロール。



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Comments 4

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まっちゃん  

 ここにもお仲間が。うれしいです。
 私は広島のピースコンサートにも行きましたし、さかのぼればEストリート・バンドのリトル・スティーブンのSUNCITYに揺さぶられたことからロックにどっぷりです。
 先日の佐野のライブでは、「桑田君とは同じ列車に乗って、同じ風景を見てきたように思います」というコメントもありました。

2022/06/01 (Wed) 19:55 | EDIT | REPLY |   
ギターマジシャン  
奇跡のコラボ

本当に奇跡のコラボとしか言いようのないくらいの面々で、日本でこれに匹敵するのは、ユーミン、小田和正、財津和夫に坂本龍一や高中正義がバックバンドだった時くらいではないでしょうか。

それにしても、全員が同い年というのは驚きましたし、よく佐野元春が参加したなあ、人間的に丸くなったのかなあと感慨深いです。

野口五郎は、クロスオーバーギターブームの前からラリー・カールトンを取り上げたり、フュージョンの大御所を呼び寄せての全国ツアーにライブ盤と、当時ギター小僧だった自分も大注目の「ギタリスト」でした。

後に桑田の「私はピアノ」の歌詞にカールトンが出てくるのも、今となっては、このコラボへの因縁にも感じてしまいます。

2022/06/01 (Wed) 20:25 | EDIT | REPLY |   
m-pon5
m-pon5  

>まっちゃん様

初めまして。こちらこそお越し頂いて嬉しいです!ありがとうございます<(_ _)>

この曲サイコーですね!一度聴きだすと限りなくリピートしてしまいます。曲調の懐かしさ。リズムと歌詞に元気が自然に湧いてきてノリノリに。このメンバーが集ってくれたことに素直に感動ですよね。

どのパートもウルウルなのですが佐野さんのパートなるとオオ~!って、とびきりテンション上がってしまいますよね^-^佐野さんが「アンジェリーナ」でデビューしたときの衝撃、鮮明に覚えています。あれから…40年余り。今回の変わらぬ歌声にマックス興奮しました。

最近の動画を見ても若々しい~って思っていたのですが、まっちゃんさんのブログのライブリポートを拝見してますます実感してしまいました~「桑田君とは同じ列車に乗って、同じ風景を見てきたように思います」い~い言葉ですね(涙)わ~伝説の広島ピースコンサートにも行かれていたなんて!じつはわたし、、U2も好きでしたので^m^ブログ読んでテンション上がりまくりでした⤴また後ほど寄らせて頂きますね。
ほんとうにありがとうございます<(_ _)>

2022/06/02 (Thu) 15:14 | EDIT | REPLY |   
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m-pon5  
No title

>ギターマジシャン様

こんにちは。コメントありがとうございます<(_ _)>

ギターマジシャンさんの言われる通り、奇跡のビッグ・プレゼントになりましたね!

ほんと、、みんなリアル現役でバリバリとピンでライブ活動しているアーティスト。それぞれ自信もプライドもある人たちがチャリティの為に集まった、、しかも押しつけがましくなくサラッといつもの桑田節に彼らが乗っかって最高にカッコイイものを作ってしまったという~素直に感動してしまいます。

おお~やっぱりさすがギターマジシャンさんです!野口五郎のギタリストとしての足跡をちゃんとあの当時から大注目で見てこられていたんですね。"カールトン"…おっしゃる通り不思議なことがおこりますね。
40年前この人たちが一緒に歌うってちょっと想像も出来なかったことが叶ってしまう。しかもー2人でもビックリなのに5人揃うなんて!長くやってるとちゃんと線がつながって奇跡がおこるんですね^-^

2022/06/02 (Thu) 15:41 | EDIT | REPLY |   

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