みんなが見てたあの頃の大晦日。70年代後半レコード大賞貴重映像と紅白

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思い出す昭和の大晦日。師走の寒さの中、みんながワクワク。新年を迎える忙しない準備とゆく年への寂しさと新年への期待もいっぱい。


夜までに大掃除をすませ、慌てて残りの年賀状を書きながら、みんなが夢中で見ていた大晦日からお正月にかけてのテレビラインナップ。賑やかさに満ちていた。コタツに入って温まりながら手にはお供のみかんとお菓子。明日のおせち料理も少~しだけつまみ食い、叱られ、それでも全然メゲナイ自分がいた。


それはーこれから始まる一大イベント、『レコード大賞』~『紅白歌合戦』という超豪華番組が待っていたから!


その昔ー輝く日本レコード大賞』は大晦日だった! 


(もはや、、知らない世代もいるかも、、と汗)



レコ大が終われば『紅白歌合戦』出場のため、渋谷のNHKホールへと向かうスターたちと共に、テレビの前の手動チャンネルもTBSから(この地方はCBC)NHKにパチンと切り替わる。


歌謡界きらめきの黄金時代ー


あの1978年12月31日『輝く日本レコード大賞』オープニング15分がUPされていました!



この威厳、緊張感、大ヒット曲~これぞー『78年 輝く日本レコード大賞』~



あらためてスゴイ、メンバー! ジュリー、百恵、ピンクを筆頭に、ほとんどが40年経った現在も現役。


この面々に入れば緊張しないハズがない。


あれ、なぜ?サムネ画像が佐良直美さん?、、、というと歴代のレコ大受賞者もこの年は出席していたからなのでした。



この年レコ大二十周年記念年。ほかにフランク永井、マヒナスターズに、五木ひろし森進一なども出席(二人が隣同士というのもいまとなっては貴重!?)高揚感とプレッシャー、そのアンバランスさがレコ大ならではの絢爛さを生み出す。画面通してライバル同士としての火花までパチパチッ伝わってくる。


総合司会は名調子が絶品の高橋圭三。司会は久米宏と黒柳徹子。


徹子さんがそれぞれのノミネート歌手にインタビュー。大スターでさえガチガチ。結果はとうに分かっているのに、いま見てもこちらまで手に汗握ってしまうのはなぜだろう。


個人的に、78年はTVカラー化以降の絢爛たる日本の歌謡界最高峰のゴールデン・イヤーだったと思っている。ピーク年。


まずはー新人賞五組の紹介。次にー金賞受賞者。そしてーこの中から歌唱賞。、、最後に栄えある『日本レコード大賞』受賞者が発表に!


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当時ー発売されていた「明星」毎号付録についてきた歌本ヤンソン。これ欲しさに本買っていち早く人より歌を覚えるのもみんなのプチ自慢のひとつだった。


まずー新人賞候補の一人目は表紙の◇渡辺真知子「かもめが飛んだ日」


新人のレベルを超えたスケールの大きさと久米さん紹介。テレビのベストテン番組にもバンバン出ていたからお茶の間でも人気。地味な曲ながら「ブルー」も好きー。フォトにある歌本ヤンソンの表紙の振りつけも「ブルー」背中合わせのブルー~~♪というサビが一度聴いたら忘れられない。


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超アイドルの代表◇石野真子ちゃんもノミネート。男子ファン絶大。とにかくキュートだった!「失恋記念日」はもっと歌い継がれていい恋愛ソングだ。ノンノンノン♪わたしのこころをレントゲンで見たら恋の傷跡がぽっかりあるはずです~絶妙な恋心。


新人賞は-ほかに◇「青葉城恋歌」さとう宗幸らとの三つ巴かと下馬評だったけれど~結果はーやはり、、渡辺真知子さんだった!


ほか新人賞ノミニーされたのは、、


◇「東京ららばい」中原理恵。 
◇「ディープ Deep」渋谷哲平←(振付がクラスでも超流行ったw太川陽介、川崎麻世らと人気を分けたアイドル)



新人賞ノミニー歌手は、当たり前だけれど、毎年フレッシュで清々しさに溢れていた。


そしてーメイン! レコ大受賞者が選ばれる金賞メンバーがこれまた超豪華!


岩崎宏美、野口五郎、研ナオコ、西城秀樹、大橋純子、八代亜紀、桜田淳子。


ハアーッ~メンツだけで、現在もディナーショー開催したとして、いったいいくらのチケットになるのか!?想像するだけで目が点になりそう。それが当時だったら~、、破格すぎて考えも及びません。 


そしてーこの年。二年連続のレコ大受賞に挑んだのがジュリー、沢田研二


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新曲「LOVE(抱きしめたい)」を引っ提げて。上のヤンソン説明にもあるように『この新曲で、これから年末の各賞レースに挑戦する』の解説どおりーいかに当時のスターにとって賞受賞が大きいものだったかを物語る。


「LOVE(抱きしめたい)」はまだまだ自分自身が子供だった当時は派手さとは真逆でジミな印象だった。それがーいまyoutubeなどで見ると、身悶えするほどの情感と哀歓の悲しさがフランス映画の一場面のよう。


たとえ愛し合っていても別れなくてはならない男女のドラマをジュリーが三分間の絶唱で完結させてくれているという驚異的なクオリティ。歌唱力と表現力、色気=沢田研二。その法則がすべて加味されている大人しか歌えない究極の一曲。


編曲の船山基紀さんの壮大でドラマチックなイントロが芸術的! 昭和歌謡はイントロだけでも、ひとつの神髄なのだ!


そしてーそこに加わるのが、旋風絶頂期のピンク・レディー!!


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秋にはすでに新曲『透明人間』を発表していたけれど、レコ大に挑むのはピンク最大200万枚近い売り上げを記録した『UFO』だった。


当時のピンク旋風を知っている人ならみんな声を揃える。もちろんわたしもだ。芸能史。子供から大人まで振り付けを真似しレギュラー番組が毎日放映され、熱狂的旋風を芸能界に巻き起こした現象は後にも先にもピンクだけ。


ピークの2年間は、とくに社会現象という言葉が相応しかった。


ーそれにしても、、新曲が漏れぬよう宣伝マンがテープを手提げ金庫に入れて持ち歩いていたなんてーほんとうにスゴイ伝説だ!


そんな三つ巴の戦いと言われた中のひとりがーピンクと、王者ジュリーに、たった一人で対抗できる魅力とスター性を誇った、、、女性歌手でありスーパー・ヒロインであった『プレイバックpart2』の百恵ちゃんだった。


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彼女にとっても78年は黄金期。少女から女性へと円熟。歌にドラマに映画に十代で彼女の対抗馬はいなかった。獲得するなら、この年をおいてない。


百恵ちゃんの意気込みは、上の動画の中、徹子さんとの11:26秒ごろからのオープニングの受け答えでもしっかり伝わる。目元のキリリ力が迫力。に、しても、、、この落ち着きで10代だったって、いまさらながら、あり得ない~オーラにひれ伏してしまう<(_ _)>


、、いよいよレコード大賞の発表!! 、、


それはー敢えてここでは書かないけれど、多くの人の予想通りの結果だった。


わたしも大納得したものだ。この年の受賞についてはさまざまな意見をネットなどで見たりする。たしかにー78年後半は『いい日旅立ち』の印象の方が強かったかも知れない。もしかしたらー年末には百恵ちゃんが国民的人気という点ではすでに逆転リードをした頃のようにも思う。


けれどー78年全般。彼女たちの曲はオリコンの年間売り上げ1位から3位まで全部独占!!年間アルバム売り上げ1位。『UFO』一作だけの単体売上だけで他を圧倒していたのだ。


売り上げでは問答無用。この年レコ大が他歌手にいっていたら、それはそれでなんだか釈然としない結果だった。


だからー当時、テレビの前で受賞した瞬間「おおおー!! やっぱりかー」と拍手しながら大喜び、彼女たちと一緒にUFOを踊っていた。


スターたちの多くはそのまま渋谷のNHKホール 紅白歌合戦へ向かう。



78年超貴重映像 レコ大リハ本番 山口百恵→ピンク受賞の瞬間→レコ大から移動→百恵紅白のトリ熱唱の場面 


いやあ~すべてがナツカシくて、なんて素晴らしいのでしょう!!


画像どおりー紅組トリは史上最年少で山口百恵が『プレイバックPart2』を。一方、白組ジュリーがオオトリで『LOVE( 抱きしめたい)』にて歌い納め。


この年の紅白映像は一度NHKアーカイブで丸ごと放映されビデオで録画したまま行方知らず~もう一回全部見たい~。


ー昭和のよき日。おなじヒット曲を1年中、みんなが飽きもせず、ラジオ、有線、テレビで見ては聴き、一喜一憂していたあの時代。こころの目に、美しくもすこしの切なさと最高の至福感いっぱいでいまもキラキラと焼きついています。


あれから40数年。2021年も終わろうとしています。今年もだらだらと好きなことだけを書き綴りまくり。お越しくださった方、読んでくださった方、ほんとうにほんとうにありがとうございます。


大好きなことを書くことでわたし自身が元気になって、なにより癒されております^-^
どうぞどうぞ皆さまも良いお年を。


来年もよろしくお願いいたします<(_ _)>



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Comments 2

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ギターマジシャン  
レコード大賞と紅白歌合戦

本当、昔は大晦日にレコード大賞と紅白歌合戦を続けて放送し、レコ大が終わると、パトカーが先導してNHKホールへ急ぐ映像も映し出されましたね。

今、こんなことすると、テレビ番組一つのために警察が出動して、交通規制とは何事だと炎上しそうですが、当時は当たり前で、早く早く、オープニングに間に合わないぞと、ハラハラして見ていました。

正月の番組も、こんな時しか漫才なんて見なかったですし、何よりかくし芸大会が楽しみでしたし、おうしたことでも、昔は良かったと、いつもの年寄りの愚痴が出てきます。

フライングで年末のご挨拶をしてしまい、繰り返しになりますが・・・。

来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

2021/12/31 (Fri) 22:08 | EDIT | REPLY |   
m-pon5
m-pon5  
あけましておめでとうございます!

>ギターマジシャンさん
コメントありがとうございます<(_ _)>

昭和の年末年始の慌ただしさの中のワクワク感たまらなかったですよね。ギターマジシャンさんは地元が東京なので臨場感がすごかったんじゃないかと想像します^^夢の世界。

地方民はテレビで帝国からNHKに行くスターたちにハラハラドキドキ♪レコ大も紅白も夢中で釘づけでした。

今年もレコ大…チラ見しましたがスパッと止めるか、アメリカみたいに人気投票のAMAや、評価主体のグラミーのようにするか切り替え時え時ですよね。紅白も、、一年のヒット曲集大成を一気に見れる楽しさが全然ないので、開催する意味が?中学生の甥っ子はもはや紅白すら知らないくらいで笑 年末もyoutubeに夢中です~外でゲーラ飛ばしてる子、見たいなあw

今年もこちらこそよろしくお願い致します^-^*リラックスした良いお正月でありますように。

2022/01/02 (Sun) 11:31 | EDIT | REPLY |   

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