母の入院と退院と、名曲~朝ドラにてルイ・アームストロング「日向の道を」

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母が12月に入りすぐ入院。なんとか今年中に退院できました。


軽い症状のころから合わせると、介護をしてきて数年。ブログをスタートさせた頃も、母の自宅での思わぬ圧迫骨折、緊急入院からブログの更新が滞ったことも。 


あれからデイ・サービスを利用したり、薬の調整など上手くいき一進一退ながらも日々の生活を営むことの何気ない幸せを感じて。


母は認知症もありますーと、いっても記憶が薄れる種類のものではなく、日中変動でボーッとしたり、なにより大きくパーキンソン症状が出る具合のもの。少しずつ歩行に問題が出てきたり食事がしにくくなったり。それでも工夫したり、状態が良い日が1日でも多いとその日はこころ穏やか~。


介護していて大きく感じること。それは介護される側の人の見せてくれる笑顔や調子のいい気分と、介護している側の気持ちは紛れもなく比例するということ。


大切な人に想う人が健康でいてくれたら、それだけでどれほど人は毎日が穏やかに過ごせることでしょう。


なのでー今月に12月に入り、突然、母がまた足が痛い。と言い、まったく歩けなくなった時。1週間寝たきりになると、どちらも疲労困憊。ケアマネさんや家族とも相談を繰り返し、もし折れていたら入院させてくれそうな病院はどこ?良い整形外科は?コロナ禍で入院したら面会できず、認知が進むのでは? 頭の中が不安でグルグル。こころは心配でドクン、ドクン。


決心して連れて行った総合病院で検査。折れてはおらずホッとしたものの、元々あったヘルニアや脊柱管狭窄症など加齢とともに変化したものが痛みに。


手術するべきか、否か。ベターとリスクのせめぎ合い。医者はいまはまだするべきではないと思うとのこと。麻酔をうち局所注射、リハビリでなんとか再び歩行できるように回復、退院の運びになりました。


ブログをはじめたころ。世界情勢や異常気象やさまざまなことが起こる中、ブログで好きなことを綴れるこんな素敵な時間と空間はないと、


『小さな日常が大きな奇跡』 


と、身にしみても感じてきたけれど、朝起きて、食べれて、笑い、普通に暮らせる日々がどんなに大切で尊いものか。こんなことがあると余計に身に沁みます。


そしてー今回、実感したこと。それはコロナ禍で面会できない、入院中や施設などにいる人に会えないことが、どんなに不安や心配を掻き立てる現実なのか。ニュースで散々見てきたけれど、実際わが身になり、その心細さのとてつもなく大きかったこと。


幸いなことに母が入院していた病院は、コロナが落ち着いていたこともあり、ネットから面会時間を事前予約すると、個室で15分間だけ本人に会えることが出来ました。


たった15分。 


けれどーその15分がどんなに有難かったか。母がいまどんな状態なのか。いま母は話せるのか。その微妙な表情の機微は一緒に暮らす家族にしか分からないもの。母を励ますことも、「待ってるよ。頑張ってるね」って伝えられる喜び。


これがまったく会えなかったら、正直、現状も見えない、ましてや手術などとなっても詳しい内容も把握できず、その上に手術後に面会できないとなったら、子供やお年寄りはよりどんなに不安になるでしょう。手を握ってあげたい。傍にいたい。


コロナが憎い。一刻も早く収束しますように。懸命な人たちにこれ以上、試練を与えないでと願うばかりです。


こちらも、まだまだ介護は続きますが、無理せず日々のほんの小さな日常に幸せを感じていけたら~。


そんなわけで久しぶりになってしまったブログの更新。年末も差し迫っていますが、素晴らしいルイ・アームストロング!


サッチモの「On the Sunny Side of the Street」(日向の道を)を聴き希望を託しながら年の瀬へ。 


そうー現在放映中の朝ドラ『カム・カム・エブリバディ』のキーパーソンになっている曲。


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所有サッチモのベストにも収録されている代表曲。サッチモのトランペットとしゃがれ声。あのニッコニコスマイルだけで聴くたびいつもジーンとしちゃうのはなぜ?


朝ドラ見るのは何年かぶり。たまたま~何気なく観始めたら、女性100年の歴史というのが大河的。ヒロインの生きる目覚めがラジオ英語からというのも新鮮。時代は違えど、わたしも青春の頃から憧れ続けているアメリカ。


わたし世代のラジオ講座といえば『100万人の英語』世代ですから(ナツカシイ!)戦前から続いてたんですね。


そんなこんなでー英語好きにはたまらないシチュエーション。しかもー全編にジャズや昭和音楽がちり散りばめられているのがヨイ。


それにー昭和を生きた主人公の安子の娘の名前が「るい」=ルイ・アームストロングから取ったというのも。バーのマスター役の世良さんが歌うこの曲の熱唱シーンもツィッターで1位の話題に。あの場面は抜群の編集で泣けた。


いよいよドラマの舞台も60年代へー。昭和30年代に突入。安子の娘るいの時代。弁護士か、アームストロング好きのトランぺッターか、彼女の恋は母親とおなじように、再び揺れ動くのだろうか。


時代を半年で駆け抜けるため、少々強引なところはあるが、それもまた朝ドラのご愛敬だと思い、そこも含めてゆるーく見ている。 
なにより全編がしっとりムードで包まれているのが心地いいのだ。



「On the Sunny Side of the Street」日向の道を オリジナル訳タイトルは(明るい表通りで) 


「Grab your coat,grab your hat baby/Leave your worries on the doorstep」(コートをつかんで、帽子を取って、心配ごとは玄関に置いて)


「幸せの調べが君の足取り」 「明るい表通りで」 表通り=日向の道というのは生きる希望のことでもあるのですよね。サッチモもビリー・ホリディも多くの人がカヴァーしてきた曲。虐げられていた黒人の人々にとって、この曲は大きな糧だったのだろう。歌は混沌とした世界から、いつかみながおなじ場所に建てる未来への想いなのだ。


いま、もし、すこし悲しい気持ちの中にいる人も、喜びの中にいる人も、、


そしてー世界中の゛白い人も黒い人も黄色の人も赤い人も゛
(↑ジョンレノンの曲♪ハッピー・クリスマスの中で、一番好きな歌詞の部分です) 


みんな、みんな、穏やかで希望がある平和な年末でありますように。
メリー・クリスマス&ハッピー・ニュー・イヤー♪




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Comments 2

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ギターマジシャン  
よいお年を

お母様の入院と退院、介護の日々はどれほどのものか、想像するしかできませんが、どうぞご自愛ください。

コロナの影響が面会にも及んでいて、本当に憎らしい感染症で、いつまで続くのだろうと、うらめしい限りです。

「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」は、スタンダードナンバーとしての楽器演奏は聴いたことはありますが、ルイ・アームストロングのは初めてで、こんな世界にあって、本当に勇気づけられる歌声だと胸にささります。

今年も、こちらのブログで楽しく記事を拝見して、癒されました。

来年もよろしくお願いいたします。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

2021/12/30 (Thu) 20:08 | EDIT | REPLY |   
m-pon5
m-pon5  
>よいお年を

>ギターマジシャンさん
年末でお忙しい中、ありがとうございます。

お気遣いのコメント本当にありがとうございます。介護はめげそうで心配が募るときもありますが、いろんな方の手を借りて無理しないように~日々過ごしていけたらと願っています。自分で食事できて、日常が普通におくれることって幸せなことなんですね。コロナもどうか来年は収まりますように。

こちらこそ華麗なギター・プレイでいつも癒されて新鮮な元気頂いております。来年も素敵な音楽をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

こちらは超寒い大晦日になりました。どうぞギターマジシャンさんもお風邪などに気をつけて^-^良いお年をお迎えくださいね。

2021/12/31 (Fri) 18:09 | EDIT | REPLY |   

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