大谷翔平MVPおめでとう!彼が大好きな映画「しあわせの隠れ場所」の魅力

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Angels two-way superstar Shohei Ohtani named 2021 AL MVP in unanimous vote
米テレビ番組 2021年メジャーリーグ MVP発表中継! 受賞瞬間の大谷選手。



今回、初めてリアル放映中継を見たのですが、シンプルだけどちゃーんと各選手のいる場所から、面々の瞬間の表情を伝えるべく生中継なことにビックリだ。



発表前にはそれぞれ選手にインタビューも。なんだか日本の賞レース発表をどこか懐かしく思い出してしまった。みんな緊張気味~。


ほかのア・リーグMVP候補はブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手。同チームのマーカス・セミエン内野手が最終候補。日本のマスコミはこぞって大谷選手100%当確を掲げていたけれど、いや、いや、ゲレーロJrも打率良いしホームラン王も獲得。十分に評価されてもいい選手だから、まだ分からない~


結果は、ジャ、ジャ~ン!!


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今年オール・スターの大谷選手。コロラド高地での大会。H・Rダービーのハラハラ、ワクワク。子供のころの運動会のリレーで一生懸命、なんの迷いもなく手を合わせひたすらチーム優勝のゴールを願ったときのような気持ちを思い出させてくれた大会。


MVPは満票。満場一致!!で大谷翔平選手。ヤッター! 大谷君、MLBア・リーグMVP本当におめでとうございます。


受賞はもちろん、「満場一致」というところに、飛び上がらんばかりに喜んで。


そして、あとから、胸があつくなってジーンときちゃいました。こう、目頭が熱くなるような、あたたかい気持ちになってしまった。


どうしてか、、ー


ここ数年はコロナで世界中もアメリカも未曽有の状況。米でのアジア人差別も酷くなり誹謗中傷、暴行が増え続け、アジア人女性が公園を歩いているだけで白人男性から暴言を浴びせられ命からがら逃げたりとか、、


そういった心細いニュースを聞くたびに恐ろしいなと考えたり、逆にいまの人権問題、差別とか考えるきっかけが大きく広まり、みんなの意識が少しずつ変化していった年月だった。


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エンゼルスのチームメイトにどんどん溶け込み愛されてゆく姿も見ていて嬉しい日々に。


そういった過剰な差別認識の中、一人くらい、、、(MLBシーズン中も差別的な心無いワードが飛び出したこともなかったわけではなかったので…)「彼はアジア人だから入れたくない」という敵愾心を持つ記者もいるんじゃないかと危惧してしまったりしたのだった。


けれどー蓋を開けてみれば、各チームの記者全員が満場一致。誰もが一位に大谷選手を挙げてくれた。


大谷選手の歴史的二刀流、むろん、それ以上の偉業もあってのこと。けれど、貢献をちゃんと公平に、そればかりかメジャーの救世主、新たなるスターとしてまるで自分事のように興奮して歓喜して語ってくれたのが、なにより嬉しくて。


その一票の重さったら!



人種じゃない。スポーツの力、人間力で判断してくれた。素晴らしいこと。


ところでーナ・リーグMVPハーパー選手。受賞の瞬間は家族みんなに囲まれ涙してた姿が。大谷選手は、というと日本から一人ぽっち中継だった笑


その時、インタビュアーからこんな質問がー


テレビ 「ーナ・リーグMVPのハーパーが涙を流していたが、自分が受賞したときの感情はどうだった?」


大谷 「ー泣くというよりは、すごいうれしかったですね。満票だったので、ちょっとびっくりというか、良かったなっていう気持ちのほうが強い。ハーパー選手は2回目だと思うので、そういう意味でも心境の違いっていうのはあると思いますし。素晴らしいバッターなので、僕自身も見てますし、いつか対戦できる機会があれば、すごいうれしいなと思います。」


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H・Rダービーではヘトヘトになり、普段見せたこともない、こんな疲れまくりの姿も^^困り笑顔も絵になるのがスターの証!?


テレビなどのインタビューではいつも冷静。決して多弁でなさそうな大谷選手。


けれどー雑誌「Number」などの本格的なスポーツ本では、日ハム時代から、とくとくと、ちゃんとその時点での思い、理論、心底の気持ちなどをロング・インタビューでその都度答えている。


「Number」はわたしも興味ある記事、スポーツ特集があるときは購入している。


「おっー選手の本音が書いてあるー」と目からウロコのときも多い。


しかしーそういう本音に限ってマスコミはほとんど取り上げない。報道しなかったりするのでこれが摩訶不思議。


下手にマスコミや、ときに下世話な週刊誌に言葉尻をとらえられ、ネット記事にされたりあれこれ詮索されるより、スポーツ雑誌で技術的なことも本音も含め答える方がよほど利口。



その辺りは多くのアスリート同様、大谷選手もそれはちゃん分かっているはずなのだ。


そんなことを考えるとき。同じく大リーグでプレイしていた松井秀喜選手が、数年前BSの超ロング・インタビューで答えていた言葉も思い出してしまう。



『良いことがあった時も、悪いことがあった時も一喜一憂しない。野球選手は、その日良くても、次の日ダメなときもたくさんある。だから常に平常心で向き合い、良くないときは明日に切り替え、ダメなときは明日よくすればいい。もう身についてますね』


~みたいなことを語っていたとき、思わずメモメモφ(..)


ほかにもいい言葉をたくさん語っていて思わずノートに書き写してしまった。


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今年、ア・リーグMVPを一緒に争ったゲレーロJr選手と。


多くのスポーツ選手がーしかも大リーグの場合。一年に160試合+プレ。いちいち毎試合ごと落ち込んでいたりしたら前にいけない。いい時もあるし良くないときもある。こういう平常心思考が自然に身についている。また身についていなきゃやっていけない。


大谷選手もケガで苦労したことも多かった。もうすこし喜んでいいのでは?と思うくらい、天狗にならないのはこういう精神がストーンと自然に心に宿っているんだなと。


わたしなんか、たま~にいいことあるとすぐウキウキ~。これはもしかして運のツキ到来と!?勝手に舞い上がっゃう。けれど、また落ち込むことがあったりすると次にはドカーンと底なしに。ブレまくり。それじゃ~いけないんですよねゞ


一喜一憂しない。平常心ずっと「座右の銘」にしたいのに、なかなか身につかない自分なのでした


さて、、そんな大谷選手。


映画を見るのが大好きで、日ハム時代の寮では、同じ年に入団しすっかり仲良くなった宇佐美塁大選手の部屋にプライベート時間はよく遊びに来て一緒に映画を見ていたとのこと。(Number9/24号インタビューから)



そんな大谷選手のおススメで、一緒に部屋で見て宇佐美選手まで一緒に大感動してしまったという映画がある。


それが、、


『しあわせの隠れ場所』 米2009という映画だ。


主演サンドラ・ブロックが、その年のアカデミー主演女優賞まで獲得。当時アメリカだけで三億ドル。スポーツ映画ではいまも№1興行収入の地位を獲得している作品。


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『しあわせの隠れ場所』 原題: The Blind Side 


元々が、NFLドラフト1巡目でボルチモア・レイブンズに指名されて入団したマイケル・オアーのエピソードに基づく伝記本を映画化したもの。


米南部ミシシッピのスラム街に生まれ、ホームレスのような生活を送っていた黒人青年マイケルが、裕福な白人女性リー・アンの一家に家族として迎え入れられ、アメフット選手としての才能を開花させていく姿を描く。監督は「オールド・ルーキー」のジョン・リー・ハンコック(映画COM)


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ブルジョア家庭に生きるリーが偶然出会った、並外れたスポーツ能力がありながら、過酷な状況で育った黒人青年マイケル。リーは彼を激励し、立ちはだかる困難な世間の状況に立ち向かって道を切り開いていくストーリー


こういう気風のいい役どころはピカ一のサンドラ・ブロック。


じつはオファーは最初はジュリア・ロバーツにオファーがいったそう。しかし、この役のおおらかで正義感の強いサンドラははまり役だからこそはまり役。ときに社会に啖呵を切り、とにかく肝っ玉母さんを彷彿させる演技を見せるのが気持ちいい。


まさにそこにあるのは、どんな人にも奇跡は起こる、アメリカン・ドリーム!


公開から十年以上経過し主人公のマイケル・オアーが、映画の中での自分の知性の描写には問題があると発言したり、あまりにも実話を美化しずきているなど一部の声はあるものの、見終わったあとに誰しもが奇跡、信じる力を感じずにいられないストーリー。大きな波乱やミステリーはなくとも、人が人を力づけることは可能。そう思わせてくれるドリーム映画。


若き大谷選手や、アスリートたちがこの映画に感動してしまうのも納得。彼たちも作品を見ながら、いつかの未来への自分の希望へと重ね合わせていたのか。


アメリカにはスポーツ映画には秀作、佳作が多い。アメリカ人の人生の隣側にはいつもスポーツがあり労働の疲れを癒してくれたり、時には肌の色さえ越えた平等という力を示してくれた。


ベーブルースから約100年。まさか日本人がホームラン競争に出て満票でMVPに選出される日がくるなんて!


監督が、あの『フィールド・オヴ・ドリームス』と並びスポーツ映画ファンから人気の高い『オールド・ルーキー』のジョン・リー・ハンコックというのも大きい。機会あればぜひご覧ください。


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今年一年お疲れさまです。そして喜びをありがとう。大谷選手の努力と目標、夢の日々への道はまだまだ続きます。

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