萩尾望都「一度きりの大泉のはなし」竹宮恵子との50年に及ぶ確執と疎遠を告白した本
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「一度きりの大泉のはなし」 萩尾望都 河出書房新社 4/21日発売12万字書き下ろし。未発表スケッチ多数収録。出会いと別れの“大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録「ちょっと暗めの部分もあるお話 ―― 日記というか記録です。人生にはいろんな出会いがあります。これは私の出会った方との交友が失われた人間関係失敗談です」――私は一切を忘れて考えないようにしてきました。考えると苦しいし、眠れず食べられず目が...